2017年3月アーカイブ

このところ撮影許可を依頼されることが続いた。

もちろん、一本杉広場での富士山撮影についてだ。

以前から多くの写真愛好家が足繁く通われていることは承知のことだが、行政、民間問わず、幅広くこの景観の素晴らしさを伝えようとしてくれる動きに、地元住民としてどう向き合えばよいのか。
もちろん好意的に現実を受け止めた上で、ということに他ならない。

かつてこの景観の素晴らしさを、来訪者の方々の存在や行動から、あらためて知ることになった。
そして、その価値が唯一無二の偉大なものであるということを、最近の話題の広がりから感じずにはいられない。

ごく普通の山間地域に暮らす私たちは、自らの暮らしや生業を守りつつも、この地に暮らせることの誇りや敬意を未来につなげるためにも、昨今の身の回りの動きに主体的に参加し、新たな風を受け止める帆を持つことが必要なのかもしれないと感じる。

実はこの記事を書きながら夕方のニュース番組を視ていた。
特集で、田舎の私鉄駅に集まる「撮り鉄」をもてなす地元住民の話題だった。

あまりにもタイムリー過ぎて、驚いた。
来訪者と地域住民。
お互いの距離が少しずつ縮まって、お互いの為に何ができるのかを考え、行動している様子が取り上げられていた。

拒むのではなく、受け入れる。
そして、共通の目的に向かって相乗していく。

この地には、相乗し合える共通の宝があるのだから。

一本杉広場撮影隊