2017年2月アーカイブ

このところ週末になると、裏山の荒れた畑あたりからチェーンソーや草刈機の音が聞こえてくる。
「あの辺りじゃあ、◯◯さんちの畑だな~」と見当はついていたが、何故のことか・・・。

ある日、ご本人に会う機会があり話を伺った。
「ここへ人(来訪者)を呼びたいんだよ!」と力強い言葉。

御多分に漏れずこの地域も過疎化が進んでいる。
主産業であった農業も往時の勢いはなく、急傾斜の農地は荒廃が進む。

彼が手掛ける畑もまた、先祖伝来の手を掛けた石積みが並び、賑わった頃のみかんやお茶畑の姿を彷彿させる。
時は流れ、農地の活かしようも様々、知恵と工夫でいかようにも生まれ変われる時代。

新墓上2 新墓上1 

彼の畑に向き合う姿を目の当たりにし、心の中でエールを送った。
そして、刺激を受けてしまった私もまた、新たな農地再生に挑む決意を新たにした。

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同世代、しかしながら異業種の方々の目線で見た農地、農村のこれからに、期待と希望が膨らむ。
 

立春が過ぎ、なんだか気忙しい。
今日は茶畑の周りに茂る雑木を整理した。
荒れた畑は獣の隠れ家と化し、地続きの茶畑は絶好の餌場となってしまう。

大向雑木整理


明後日からいよいよみかんの店舗販売が始まる。
定植から3年。初めて収穫したみかん。
喜びと不安が混在するものの、”娘を嫁に出す”ような感慨がある。
多くの方に喜んでもらえるよう、心を込めて袋詰めしよう。

青島みかんパック

 

山からは獣が押し寄せ、街からはインフラ整備の波が立つ。
村の高台に佇み、辺りの様変わりようを眺めてみると、自分の立ち位置がより一層明確であることの必要性を感じた。

大向眺望


明日は全国的に寒く、雪予報も出ている。
自然の営みもまた、環境の変化にうまく順応して行くのだろ。