10月に「沖のくぼ銀座(無農薬茶)」を出品していたコンテストの結果が出ました。

「ふじのくに山のお茶100選」銘茶コンテスト2017 です。

山のお茶の消費拡大のため、「茶の都しずおか」が誇る豊かな気候風土や優れた技術によってつくられた香味や外観等に特色を持つ銘茶を、「ふじのくに山のお茶100選」として認定するコンテスト(開催要領の趣旨を飲用)...です。

ありがたいことに、認定していただきました。
収穫初年度ということもあり、まだまだ商品開発の余地はありますが、これを機に更なる山のお茶作りに励みたいと思います。

写真は、11月21日付静岡新聞夕刊に掲載された紹介記事です。

山のお茶100選

去る4月16日、吉原一本杉友の会メンバーで筍堀り大会を行いました。
ほとんどのメンバーが初体験ということでしたが、掘るごとにコツを覚えて、あっという間に時間が過ぎてしまいました。
足の裏で地べたを探りながら、わずかに突き出た筍の先端を探します。
まるで宝探しをしている様で、皆さん童心に帰っているようでした。
筍掘り大会1


掘り終わった後は早速茹でます。
これが美味しさのポイント!
皮をむき、薪のかまどで一時間半。
 

筍堀り大会2 親子三代で筍を茹でられる幸せ おじいちゃん

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茹でたてをわさび醤油で刺身でいただきま~す。
筍堀り大会


次回友の会の「大会」は夏の”猪肉?”バーベキューでしょうかね~

 

昨年末から外国のお客様をお迎えする機会が増えた。
知人の紹介によるところが大きい。

早朝の富士山を眺め、日本茶を味わい、古来の日本家屋の佇まいに触れる。

古民家のお客様

どれも私たちにとっては当たり前すぎて、感動のアンテナが錆び付いてしまっているのかもしれない。
しかし、彼ら彼女らのその姿を目の当たりにすると、錆び付いたはずのアンテナが少しずつ”ビビビッ”と震え出す。

それだけではない。
当然のごとく、日本語ではない言葉が飛び交うわけなので、またまたそこに向けて錆び付いたアンテナの向きを変え、受信感度を高めるのだ。

今や、五十の白髪頭をただ掻いてるだけではいられない事態となってしまった。
 

日本茶の未来も、自身のボケ防止という名のスキルアップも、新たな可能性を秘めた出会いによって否応なしに、歩を前へ進めることとなった。

このところ撮影許可を依頼されることが続いた。

もちろん、一本杉広場での富士山撮影についてだ。

以前から多くの写真愛好家が足繁く通われていることは承知のことだが、行政、民間問わず、幅広くこの景観の素晴らしさを伝えようとしてくれる動きに、地元住民としてどう向き合えばよいのか。
もちろん好意的に現実を受け止めた上で、ということに他ならない。

かつてこの景観の素晴らしさを、来訪者の方々の存在や行動から、あらためて知ることになった。
そして、その価値が唯一無二の偉大なものであるということを、最近の話題の広がりから感じずにはいられない。

ごく普通の山間地域に暮らす私たちは、自らの暮らしや生業を守りつつも、この地に暮らせることの誇りや敬意を未来につなげるためにも、昨今の身の回りの動きに主体的に参加し、新たな風を受け止める帆を持つことが必要なのかもしれないと感じる。

実はこの記事を書きながら夕方のニュース番組を視ていた。
特集で、田舎の私鉄駅に集まる「撮り鉄」をもてなす地元住民の話題だった。

あまりにもタイムリー過ぎて、驚いた。
来訪者と地域住民。
お互いの距離が少しずつ縮まって、お互いの為に何ができるのかを考え、行動している様子が取り上げられていた。

拒むのではなく、受け入れる。
そして、共通の目的に向かって相乗していく。

この地には、相乗し合える共通の宝があるのだから。

一本杉広場撮影隊

このところ週末になると、裏山の荒れた畑あたりからチェーンソーや草刈機の音が聞こえてくる。
「あの辺りじゃあ、◯◯さんちの畑だな~」と見当はついていたが、何故のことか・・・。

ある日、ご本人に会う機会があり話を伺った。
「ここへ人(来訪者)を呼びたいんだよ!」と力強い言葉。

御多分に漏れずこの地域も過疎化が進んでいる。
主産業であった農業も往時の勢いはなく、急傾斜の農地は荒廃が進む。

彼が手掛ける畑もまた、先祖伝来の手を掛けた石積みが並び、賑わった頃のみかんやお茶畑の姿を彷彿させる。
時は流れ、農地の活かしようも様々、知恵と工夫でいかようにも生まれ変われる時代。

新墓上2 新墓上1 

彼の畑に向き合う姿を目の当たりにし、心の中でエールを送った。
そして、刺激を受けてしまった私もまた、新たな農地再生に挑む決意を新たにした。

170218okinokuboparking.jpg

同世代、しかしながら異業種の方々の目線で見た農地、農村のこれからに、期待と希望が膨らむ。
 

立春が過ぎ、なんだか気忙しい。
今日は茶畑の周りに茂る雑木を整理した。
荒れた畑は獣の隠れ家と化し、地続きの茶畑は絶好の餌場となってしまう。

大向雑木整理


明後日からいよいよみかんの店舗販売が始まる。
定植から3年。初めて収穫したみかん。
喜びと不安が混在するものの、”娘を嫁に出す”ような感慨がある。
多くの方に喜んでもらえるよう、心を込めて袋詰めしよう。

青島みかんパック

 

山からは獣が押し寄せ、街からはインフラ整備の波が立つ。
村の高台に佇み、辺りの様変わりようを眺めてみると、自分の立ち位置がより一層明確であることの必要性を感じた。

大向眺望


明日は全国的に寒く、雪予報も出ている。
自然の営みもまた、環境の変化にうまく順応して行くのだろ。